日日のきれはし。

いわきに行って思ったこと。

あらあら4月も半分過ぎてしまったよ。いわきのオルガンコンサートのことも書いておかねばと思いつつ、夜は寝落ちしまくりで役立たず。そのぶん朝は早く起きてはいるけど、やること多過ぎでパソコンを立ち上げてる暇もなく。というわけで結局スキマ時間にちまちまと携帯で打っているのだな。スマホにしろとか言わんで下さい。

いわきに行く前はいろいろ不安だったけど、行って良かった。
行かなければわからなかったことがいっぱいあったし、考え方もずいぶん変わった。行く前に感じていた不安も、自分の卑小さゆえの、とるに足らないことだった。

自分が何をしたかということよりも、現地のたくさんの方々に支えられて、歌や音楽やダンスの生み出す良いエネルギーを受け取っては渡していく、その循環の中にいられたことが大きな喜びであり、感謝でもあった。

自分は主体ではなく、あくまで媒体であることこそが大事で、自分が何かを為してそこに満足するとかいうのは違うように思え、無私、ということについて初めて思い至ったような気がする。それはアリオスでも久ノ浜でも同じだったな。

♪アリオスでのコンサートでは、いわきの高校生の皆さん(60人余!)の合唱が、本当に心に沁みた。彼ら彼女らの前途に幸あれ♪

アリオスの翌日、久ノ浜での本番前に現地の方のご案内で、津波の被害を受けた場所や仮設住宅を車で回った。テレビやネットなどで観てはいても知ってはいても、現地にこの身を置いて受け取るものはここでしか得られない、言葉にしがたいもので、つくづく自分は、日頃間接的な情報だけで物事を判断してわかった気になってることに慣れきってしまってることを思いしった。
津波の被害を受けた薄磯地区の海岸沿いの住宅街は、建物の基礎部分だけが残され、所々明るくペイントされていたり(「ガレ花」プロジェクト、というのだそうだ)、花が植えられたりしていた。晴れ渡った空の下、海はとても美しく、近くの中学校の校庭には瓦礫が山積みのままだった。
どれも現実だった。

案内して下さった方のお友達がここに住んでいて、被害に遭われたこと、何日もかかって遺体を探したこと、などを話して下さるのを聞きながら、一体自分は今日ここで何をしたらいいのか、わからなくなった。とても自分に何かができるとは思えなかったが、それでもこの1時間弱のコンサートのために足を運んで下さる方がいる以上、どんなに小さくても自分の役目を果たすしかないよなぁという気持ちだった。しかし、コンサートの間、お客様のノリの良さと温かさに元気づけられてたのはわたしの方だった。
ホントに何しに来たんだか(笑)。
ホントに未熟者。パフォーマーとしても人間としても。
しかし、音楽や踊りって、多分元々人を活性化したり何かを呼び覚ましたりする力を持ってて、それをちゃんと媒介できる人こそが、本当にすごいんだなと今回は思った。このコンサートの中心だった大塚直哉さんや小林大作さん、熊谷乃理子さん達はまさにそう。
次に来る時は、もっと成長してたいものです。
今回の企画に関わった全ての方々、足を運んで下さった方々に感謝と御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
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by kuukazoo | 2012-04-16 23:29 | dance

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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