日日のきれはし。

てのひらを。

水曜日

家の中を蚊が飛んでいる。
1匹殺したと思ったらまた飛んでいる。
それを殺したと思ったらまた・・・
結局4匹叩き殺した。
何でこんなに飛んでいるのだ。どこから入ってくるのだ。
大殺生。

 草色の蚊をつぶしたるてのひらに顔埋めて君も透きゆくばかり /平井 弘

昔からむしごろしの血がさわぐといえばこの歌なのですが、思い出せなくて、ひさびさに国文社の現代歌人文庫「平井弘歌集」を引っ張りだしてきました。
歌集を捲るのもほんとに久しぶりだ。付箋がいっぱいついてる。

 もう少しも匂わなくなりわれの夏の一部となりし蝉が掌にある
 手に何もなく不安ゆえ土を掘るてのひらをいつも汚していたく

ぢっと手をみる。
平井弘の歌は草や土の匂いがして、それにつながる稚い日々というか己の無力さを認めたくないけど何をしたらいいかわからん不安とか焦燥のようなものが感じられ、惹かれる。

『ゲド戦記』3巻<さいはての島へ>を読み終わる。
さすがにこの世界に少々食傷してきたので、4巻はちょっとおいといて梨木香歩『家守綺譚』(新潮文庫)を読み始める。
この人の本は初めて読むけど、おもしろい。
庭つき池つき一軒家。繁茂する植物。妖のたぐい多々出没。
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by kuukazoo | 2006-10-20 00:00 | ときどきの本。

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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