日日のきれはし。

二十年ちょい前。

久しぶりに村上春樹を読んだ。『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』新潮社・1985年初版。六百頁超と厚く重い本を通勤電車で立って読むのはなかなか難しい。そもそも持ち歩きには適していないと思うけど、そういうことを考えない性格だった、そういえば。
最初に読んでからもう20年ちょい経っている。その頃はあまり感じることが少なく、短篇の方が面白いなぁとか思っていたけど、さすがにわたしも年を重ねたせいか、少しはいろんなことがわかるようになっていた。しかし、彼の長篇を読んでいると、中盤から後半あたり登場人物(特に主人公)への感情移入が薄れてきて、もう勝手にすれば~?とか、だから何?みたいな、彼らが何をしようと別にどうでもいい感じになってしまう。その代わり、その作品に顕れている世界の構造や、その感触が心に重く残る感じがする。
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by kuukazoo | 2008-02-20 13:00 | ときどきの本。

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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2008年4月12・13日東中野RAFTにて
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