日日のきれはし。

We are the robots。

某所にて、どうでしたか?と訊かれたので、答えようかとも思ったが、この場合、どうでしたか?と問われているのはダンサー・作者の岩崎に対してなのか、それとも、「ロボットに気持ちがあるかどうか知るためにロボットになってみた岩崎さん」というわたしの与り知らぬところで発生したキャラに対してなのか、わからないのでちょっと困る。後者に関しては、M氏がわたしの踊りを見て「岩崎さんはそれでロボットになってみたわけですが」と、わたしの意思とは無関係に考えられたものだと思うので、それに関してわたしはどうこう言える立場にはない。というわけで、わたし自身の思うところを書くと、そもそもロボットに気持ちがあるかどうかを知るためにロボットになってみるというというのは具体的にどういうことなのかがわからないし、もしそれがロボット的な動きをするということであれば、それはロボットの気持ちを理解するのに有効だとは思えない。また人間がロボットに似た動きをすることがロボットになる、ということだとも思えない。
それにしても、M氏は「ロボットっぽい動きをしていた」と書けばすむところを、どうして「ロボットになってみた人」というキャラを持ち出してきたのか。そっちの方がよほど興味深い。

今日NHKのニュースで「演劇をするロボット」というのが取り上げられていた。台詞の抑揚は乏しいけれど、各部の動かし方や喋りの間といったものをプログラミングで調整して、演技っぽくしていく。演技というか演技の擬態というか。べつに人間らしさが求められているのではなく、ロボットが人間の真似をしてもどこかずれている、結局どうしようもなくロボットでしかない感じが面白がられているような気もする。それはどうしたって人間にはできない。逆にそこまでデジタルに近づけたらどんなものが見られるのだろう。考えてるうちにディックの小説を読んでるみたいな気分になってきた。
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by kuukazoo | 2008-11-28 01:29 | dance

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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