日日のきれはし。

カテゴリ:日日。( 397 )




銀色の球体について。

元サッカー日本代表の松田直樹選手が急性心筋梗塞で亡くなった。34歳という若さ。なんて呆気なさ過ぎる死。レイ・ハラカミさんの時も思ったけど、脳出血とか心筋梗塞でまだ若い人が亡くなってしまうということが信じられない。そういうのはもっと年を取った人や持病のある人に起こることだと思っていたから。でもそうじゃないみたいだ。健康だ、何の問題もない、と自分も周りも思っていた人が突然死ぬ。気をつけて、とは思う。けれど、気にし過ぎたら何もできない。だから、ある程度忘れることにして、バランスをとる。大丈夫、と思う。ある日やってくるかもしれない、こないかもしれない、死をある意味適当に飼い馴らす。

昔読んだ星新一の短篇で、タイトルは忘れたんだけど、流刑地となった火星での話。流刑となった犯罪者はボタンを押すと水がコップ一杯分出てくる銀色のボール大の球体を渡される。しかし、その球体は、一定回数以上ボタンを押すと爆発する仕組みになっている。いつ爆発するかは誰にもわからない。けれど、水のない火星で飲み水を得る手段はそれしかなく、球体を手放すことは渇き死にを意味する。犯罪者は死の恐怖に怯えながらも、生きるためにリスクを冒すしかない。
ラスト、流刑者である主人公は、いつ死ぬかわからない、というのは火星に限らずどこにいたって同じであるということに気づき、怯えながら生きることをやめ、ボタンを押しまくってバスタブに水をあふれさせ、開放感で満たされる、というかたちで話は終わる。

この話のことを震災後ずっと考えていた。
最初に読んだ時は中学生で、全然わからなかったけど、さすがに今はわかる。ような気がする。
震災を通じて、人間はいつ死ぬかわからない、全ては偶然でしかない、ということを強く感じたから。
そうはいっても、主人公のようには悟り(?)きることは難しい(あるいはやけくそか)。
いつ死ぬかわからない、ということを知りつつ、いつやってくるかわからない死に怯えて生きるのをやめる、というのは、死を忘れて生きることとは一見似てるようで違うように思うから。

「死ぬのはいつも他人ばかり」 って、寺山が言ってたね。
今は思う。全ての死は自分の身代わりだと。
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by kuukazoo | 2011-08-05 01:00 | 日日。

8月が来た。

うー。月水金土日と踊り過ぎて腰が痛い8月1日のげつようび。最近とみに腰に張りを感じる。今まであまりそういうことはなかったのだが。体の使い方が少しずつ変化してるからその過渡期なのかそれとも加齢による経年劣化か。長く踊り続けていくためにはトレーニングとメンテナンスと栄養バランスと休息が重要なり。

夫くんも1年ぶりにでかい絵を描いて腰が痛いらしい。絵描きも何気に筋力使うよね。年とっても元気そうな人が多い印象があるけどそれで鍛えられてるせいもあるのかな。

年とってくるといろいろ大変なことも起こってきて、踊ってる場合じゃないかも…という事態がいつかやってくるに違いない、と最近はリアルに感じる。今踊っていられるのは本当に周りの人や環境に恵まれているからで、ただただありがたいと思う。けど、状況が厳しくなった時に踊り続けていられるかどうかはホントに自分次第だ。その辺りを問い続けていくことを忘れないように。

高2女子陸上部の合宿中の8月3日すいようび。大人2人だと洗濯物も洗う食器もずいぶん少なく感じる。1人が2人になった時はそう増えたという感じはしなかったけど3人になるといきなり多くなったように感じる。3人が4人になるとどんな感じなのか…は自分じゃわからないけど、即興セッションでも2人と3人の差はでかいけど、3人と4人の差はそれに比べればそうでもない気がする、っていうとのはちょっと違うか…(汗)
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by kuukazoo | 2011-08-03 09:24 | 日日。

終りの7月。

7月の終わりは
アゴタ・クリストフ
小松左京
レイ・ハラカミ
伊良部秀輝
と訃報がてんこ盛りだった。
皆、それぞれに楽しませくれた方々だった。
感謝です。
どうか魂が安らかでありますように。

特に小松左京については、星新一や筒井康隆や眉村卓と共に小学校高学年から高校生にかけての人格形成期に高濃度で浴びたものだから、ほとんど自分の一部に近い。人間関係にまみれた擬似的な日常の物語よりも、自分の想像力の及ばないところへぐいんっと引っ張ってってくれる物語の方がずっと魅力的だった。今は昔に比べればSFはあまり読まなくなったけど、読書の偏向は変わらないように思う。引っ張っていかれる方向が宇宙とか未来ばかりじゃなくなっただけで。

ああ、読書の夏にしたいよ〜
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by kuukazoo | 2011-07-31 22:52 | 日日。

夏休みなのか。

先週は台風の影響で涼しかった(涼し過ぎた)けど、今週はまた暑い…しかも曇ってて暑い…これでは梅が干せないではないか。こんなことなら連休のうちにやっておけばよかった。

高2女子はすでに夏休みだが、部活や文化祭の準備などで毎朝お弁当持ちで登校しており普段と全く変わりない。自分の高校時代のぐーたらな夏休みに比べるとあまりに勤勉過ぎませんか?と思ってしまう。そういや、彼女は小学校の時の夏休みは朝から学童保育所だったし、中学も部活漬けだったから、夏休みに家で怠惰をむさぼるという過ごし方をしてこなかったのだなあ…うーむ。どうなのだろうそういうのって。とわたしが言っても説得力なさ過ぎ。(最近飲み過ぎ&電気つけっぱで寝てしまうので怒られてます…反省)
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by kuukazoo | 2011-07-28 12:49 | 日日。

夏のひかり。

毎日暑いっ。知らないうちに全国的に梅雨明けしてたのね。日々黒酢ドリンクを飲んで夏バテ対策。6月に仕込んだ梅サワー、早く飲めるようにならないかな。

今年は9月以降がちょっと慌ただしくなりそうな予感なので夏のうちにいろいろ準備しておかなければ、と思いつつ、思考が止まっております。このまま流されていってはいかんいかん…しかしどーにも眠いのはやはり日々の疲れに加えこの暑さによるダメージも大きい。暑さには強いはずなんだけど、もぉ年ね、と思うのは、外出時の日傘が必需品になってしまったことです。だってもう日差しが突き刺さってくるんだもん。日中はホントに暑さに殺されるかと思うけど、夕暮れの美しさには心奪われます。

メダカ池にトンボが来ます。いつものシオカラトンボではなくてヤンマ系。彼らの子ども(ヤゴ)はでかいから、メダカが食べられてしまうのではとちょっと心配。
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by kuukazoo | 2011-07-15 18:53 | 日日。

重々。

7月になりました。もう梅雨明けしていいよと言いたいくらいの暑さですな。今年もエアコンのない我が家でございます。

まだ体が暑さに慣れてないせいか、ちょっと疲れやすくなっているような。日々の荷物の重さが体に堪えます。自分のバッグが人よりも重いことは重々承知ですが、別に筋トレが目的ではありません。昔むかし、転位21という劇団の役者さんがボストンバッグに石ころを詰めて出歩いていたという話をきいたことがありまして、日常でそこまでいかないと舞台でできないことがあるのだなぁと思いましたが、もちろんそのようなことは目指しておりません。
えっと、そんな話ではなくて、つまり暑さに体がまだ慣れてなくて疲れやすくなってるのなという話でした。そうでした。体がなんかどよーんっとして重だるい。眼球に疲れがたまる。頻繁に寝落ちる。アレルギーとかないのに肌がかゆい。…などなど。暑さには強いはずなんですが、ちょっと水分や塩分ミネラルが足りないだけで体液の巡りが滞るのかもしれんです。あと、あまり無駄に疲れないようにしよう…時間ギリギリなスケジュールで自分を追い立てたり明日やればいいことを無理して今日やるのはやめよう…それからそれから考えても解決しないことを考えすぎるのはやめよう…あと、合わない靴を履いて重いバッグを持って長時間歩き回るのはやめよう…バッグ軽くしよう…って、一体何が入ってるんだわたしのバッグ…
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by kuukazoo | 2011-07-05 18:44 | 日日。

夏といえば。

夏至過ぎて。いよいよ真夏日が続く。朝から暑い。池のメダカの稚魚が孵った。シオカラトンボもやってきた。今年はスズメバチが来ないよう祈ろう。スズメバチといえば、虫食習慣のある地域にて、巣の輪切りがスーパーでどーんと売られているのをこないだテレビでみた。巣の品評会もあるそうだ。そういう地域ではスズメバチが軒下とかに巣を作ったら、「早く大きくなーれ♪」とか言いながら食べ頃になるのを待つのだろうか。うう。

そういや5歳の頃父方の在所に引っ越してきた時、近所の子ども達がよその家の軒先からアシナガバチの巣を採って蜂の子を食べていたけど、それにはさすがについていけなかったな…まぁ40年も前のことなので、手軽なおやつだったのだろうが。

ああ、久々のブログなのに期せずして蜂の話になってしまった。こういう話に限ってつい生き生きと語ってしまう自分って。でも、子どもの頃はそんなに虫が苦手じゃなかったはずなんだけど。中学の時に大阪に引っ越して団地タイプの社宅住まいになったら身の回りの虫が激減したから、それまで普通に「いるもんだ」と思ってた存在だった虫が「いちゃだめだ」になっちゃったのかもね。
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by kuukazoo | 2011-06-24 17:56 | 日日。

♪just a little bit harder♪。

水無月。いきなり暑かったり寒かったり。ここ数年、外に出たとたん夏の日差しの強さに思わずたじろぐことが多い。年のせいか。放射線より紫外線対策をマジに感じる。高2女子陸上部はすでに日焼け。記録会などの日は朝からずっと太陽にさらされっぱなしというのが中学から続いているせいか、今や染めてもいないのに染めてると言われてしまうほど茶髪である。また、夏場は目の充血もひどいので、帽子だけでなくサングラスかけた方がいいのではないかと言ったら、高校生アスリートにそんな奴はいないと却下された。そういう問題じゃなくてー。せめてビタミンその他ファイトケミカル摂取に努めよう。大人もね。がん予防。何てったってホットスポットですもの。少々の放射線には負けないように。がんばれ細胞。がんばれ免疫。

先月、冬の間放ったらかしで枯らせてしまった植物を捨て(リセット)、プランターや鉢に新しい土を入れて(リセット)、夏の花の種を蒔いた(リセット)。百日草。アスター。松葉牡丹。ずぼらなので強い花ばかり。1週間もすると芽が出てすくすく育っている。園芸オンチだけど植物の成長を見るのは楽しみ。
あ、池のメダカも活発化してきた。よく追いかけっこしてる。そういう季節よね。卵も産んでてちょっと安心。

がんばれいきものたち。
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by kuukazoo | 2011-06-06 17:51 | 日日。

不調日記。

疲れた。もうずっと疲れているのかもしれないが、時々どかっと来る。普段(まぁ震災前の普段なんて既にないけど)を維持するのでいっぱいいっぱいになっている時に、何かしら揺さぶりがかかってくると、それを解消しようとしてたたでさえ少ないエネルギーをつぎ込んで消耗するのだな。

加えて先週末からおなかの調子が悪い。ユッケは食べてないが、スーパーで買った鶏の唐揚げが合わなかったんだと思う。体に良くないとわかっていてもわざわざ食べてしまうんだなー。肉と脂肪の消化は胃腸に負担がかかる。だからラーメンも本当は食べられない。なのに時々食べたくなるのはきっと脳のせい。
ところで食中毒のニュースを聞くまでユッケとは何かを全く知らんかった。しかし生肉に生卵とは…ずいぶんワイルドな料理である。みんなそんなに生食が好きなのか?
というわけで、肉と脂分を避けながら乳酸菌飲料と味噌汁とビオフェルミンを飲んで腸に援軍を送りこんでいる。当分は肉断ちかも。
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by kuukazoo | 2011-05-11 03:15 | 日日。

五月だ。

と気づいた。いろいろあれど、考えに手が追いつかず、というか、言葉に起こせない日々だったかも。
GWは某所で即興ダンス三昧のほか、5/3は一箱古本市@谷中・千駄木・根津にて、「いわきマルシェ」という小さないわき市物産市のお手伝い。いつもお世話になっているNomade~sの熊谷さんがいわき市の出身なので、少しでもお役に立てればと思いつつ。
以下、「いわきマルシェ」@一箱古本市詳細です(Nomade~s&Brick-oneメルマガより)。

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『いわきマルシェ』
東北大震災の支援プロジェクトの一環としてオープンします!
☆お米(コシヒカリ)、お酒(又兵衛)、野菜(親ばかトマト他)など。。

◎5/3火祝11-16時→2ヶ所
 @旧安田邸(千代田線「千駄木駅」1番出口より7分、団子坂上信号を右折、日暮里駅より谷中銀座抜けて15分)
 ※和洋折衷建築は必見!4/30-5/5 安田家の五月飾り公開中!
文京区千駄木5-20-18 Tel 03-3822-2699
 http://www.national-trust.or.jp/properties/y-tei/y-tei.html#komaike2

 @貸はらっぱ「音地(おんぢ)」(日暮里駅西口より5分、朝倉彫塑館通り 旧谷中学校隣)
 台東区谷中7-17-6
 http://ondi.exblog.jp/

※その他の「一箱古本市」の情報はコチラ→http://sbs.yanesen.org/
一緒に出展されている「一箱古本市」の趣向を凝らした店舗の数々、もぜひお楽しみください。

谷根千地域のさまざまなお店の軒先をお借りして、「大家さん」の前で、「店主さん」が段ボール箱ひとつ分の古本を販売、2005年から開催され12回目の『一箱古本市』です。今春は、特別な『一箱』が出展することとなりました。小さな小さな『一箱マルシェ』です。
東北大震災の支援プロジェクトとして、この地域の駒込大観音・光源寺を中心に「おにぎり隊」「支援物資仕分け隊」が震災後に始動。。そして、不忍ブックストリートにその支援の新しいステップとしてこの小さなマルシェが登場します。
その名が『いわきマルシェ』

私の故郷、福島県いわき市は、地震・津波・原発・風評被害・余震、と未だ大変な不安を抱えながら復興への道を探っています。
特に風評被害で大きなダメージを受けているのが「産農産物」です。
今週、いわき市に魚やお味噌汁を運んだ「光源寺炊き出し隊」が、いわき市から、新鮮な農産物を車に積んで帰りました。ぜひとも、この機会に、美味しいいわき市の農産物を皆様に味わっていただきながら、また、温かいご支援いただきたく、ご案内申し上げます。

※商品の数には限りがございますので、売り切れの際はご了承ください。
※商品価格は全て義援金が含まれた値段となっています。今後の炊き出し材料費などに使わせていただきます。
※この企画は、「一箱古本市」スタッフのご理解とご協力いただき、「いわき市農業振興課」の『がんばっぺ!いわき』オール日本キャラバンの一環として企画されました。

ご理解ご協力いただきました関係者の皆様には深く御礼申し上げます。
今後とも『いわきマルシェ』直売会は、谷根千地域のイベントにて継続してまいりますので、ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。

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岩崎は、貸はらっぱ「音地(おんぢ)」の方におります(14時頃まで)。
一箱古本市巡りもなかなか楽しいものです。
お暇でしたらぜひぜひお立ち寄り下さいませませ。
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by kuukazoo | 2011-05-03 03:48 | 日日。

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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