日日のきれはし。

カテゴリ:ときどきの本。( 18 )




軒先ブックマーケット「本まっち柏」。

まだら箪笥、日曜は松戸のお隣柏市柏3丁目で開催の軒先ブックマーケット「本まっち柏」に初出店してきました。一箱古本屋活動もこれで3回目となりました。不忍とは全く違い、より地域密着、ファミリー、子ども多め(売り手も買い手も)、などなど、も少しマーケティングを考えるべきだったかもとは思いましたが、ぢみな箱にも目を止めてお買い上げいただき、感謝感謝です。

今回旅立った本たち:
ウイスキー粋人列伝/隠居の日向ぼっこ(杉浦日向子)/ 世界のおやつ/
手づくりする手紙(木下綾乃)/ナリコの読書クラブ(近代ナリコ)/
スクラップ帖のつくりかた(杉浦さやか)/世界のインスタント食品(森枝卓士)/
散歩もの(久住昌之、谷口ジロー)/野蛮な読書(平松洋子)/原稿零枚日記(小川洋子)/
狂人日記(色川武大)/リトル・プレスの楽しみ、のつづき/くいしんぼう(高橋みどり)/
小説家のメニュー(開高健)/ノラや(内田百閒)/思考都市 坂口恭平drawing

そして、たまたま一緒の軒先に出していた店主さんの1人と共通の知人がいたり、
たまたま去年千駄木のギャラリーでもらってきてなんとなく部屋に飾っていたDMポストカードと同じ絵を置いている出店者さんがいて、どうして!?と思ったらなんと絵の作者ご本人だった、
という思いがけないサプライズもあり、恐るべし本まっち柏。
そういえばワッフルのお店もあったのだった。クラフトビールのお店も。
また遊びに行かねば。
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by kuukazoo | 2015-10-20 18:33 | ときどきの本。

前記事に追加(売れた本など)。

5/3の一箱古本市@不忍を売れた本を中心に振り返ってみると、
・思いのほか絵本が売れた
・意外にも米原万里が全部売れた
・前回売れなかった本もしれっと持って行ったがほぼリベンジを果たした
・身体メソッド系の本はほとんど触られもしなかった
・食エッセイがやや苦戦した

うーん、昨年とは客層が違ったのか志向性が違ったのか。
当たり外れも楽しみのうちですかね。

さて、今年のまだら箪笥箱から旅立った本。
ワカコ酒1~4(新久千映)/青い空を、白い雲がかけてった(あすなひろし)
道草日和(山川直人)
ひきだしにテラリウム/竜の学校は山の上/竜のかわいい七つの子(九井諒子)
ふくろうくん/どろんここぶた(アーノルド・ローベル)
せいくんとねこ(長新太)/おぼえていろよおおきな木(佐野洋子)
手で食べる?/変形菌な人びと(たくさんのふしぎ)
田中慎弥の掌劇場(田中慎弥)/春の庭(柴崎友香)/ユーズド・ミックスのススメ(黒川洋行)
モノクローム写真の魅力(江成常夫・松本徳彦)/伝書鳩(黒川比佐子)
旅行者の朝食/ロシアは今日も荒れ模様/嘘つきアーニャの真っ赤な真実(米原万里)
おなかほっぺおしり ポーランド行き(伊藤比呂美)/なにたべた?(伊藤比呂美・枝元なほみ)
たましいの場所(早川義夫)/ベルカ、吠えないのか?(古川日出男)
私の紅衛兵時代(陳凱歌)/読書の腕前(岡崎武志)/文人御馳走帖(嵐山光三郎)
美味放浪記(檀一雄)/戯作者銘々伝(井上ひさし)/向田邦子ふたたび
翻訳のココロ(鴻巣友季子)/翻訳者の仕事(岩波新書)
ことばの食卓(武田百合子)/絲的炊事記(絲山秋子)/よなかの散歩(角田光代)
ユリイカ特集「怪談」/異形の白昼(筒井康隆)/物言う魚たち(後藤明)
夕焼けTV番長/ぶっちぎりヒーロー道
(以下はbrick-oneよりご提供いただいた本)
もっとソバ屋で憩う(杉浦日向子)
骰子N―29(カルチャー系ワークショップ特集ヴィンセント・ギャロ)
ノド書/トーキングヘッズ叢書「少女×傍若無人」/ゴシック・テイスト

以上
お買い上げありがとうございました!
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by kuukazoo | 2015-05-11 02:34 | ときどきの本。

今年も多謝多謝☆不忍bookst.一箱古本市。

あっという間に5月になってしまい、新緑の眩しさにくらくらする日日です。そんなGWの5月3日、今年も不忍ブックストリートの一箱古本市に「まだら箪笥」で出店してきました。2回目ということで油断したのか、集合時間にちょっと遅刻してしまい、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました・・・申し訳ございません。今回は大家さんである根津教会さんの中庭をお借りして、レインボーブックスさん(超ベテラン!トーク絶妙過ぎ)と本まっち柏さん(柏で一箱古本市を企画運営されてるチームの方々。ご近所なのでついつい気安くなってしまった)に挟まれての販売でした。それにしても天気良過ぎであまりに日差しが強く、本が乾燥して反り返り、釣銭が熱くなり、ペットボトルのお茶も飲み頃にあったかくなるなど、いろいろ驚愕の事態が発生しましたが、おかげさまで1日楽しく本を売ることができました。お立ち寄りいただいた皆さま、場所を提供してくださった皆さま、実行委員及び助っ人の皆さま、今年も本当にありがとうございました。

今回も販売冊数は前回とほぼ同じ。ただ単価は低めに設定したので、売上的にはやや落ちました。でも、今のところは、自分が楽しませてもらった本、お世話になった本を見ていただいて、出会いや発見があったらいいなと思って参加しているので、そのへんはあまりこだわってないです。ある本をお買い上げいただいたお客さんに「この本はもっと高くてもいいですよ」と言われたりして、少しはそういうことも考えてやらないといかんのだろうか?素人じゃいかんのだろうか?と思ったりもしましたが、まあ、まだら箪笥的には引き続きこのスタンスで行くことでしょう(次回参加するかどうかはわからないけど)。

しかし、わたしって本のことになると本当にお喋りになるよね!と再認識しました。今回一番印象深かったのは、黒岩比佐子さんの「伝書鳩」(文春新書)をお買い上げいただいたお客様と両隣の店主さんも巻き込んだ伝書鳩トークが盛り上がり、伝書鳩が今見直されているらしいこと、谷中ゆかりの画家である故・有元利夫氏も少年時代鳩を飼っていたことなどを伺い、伝書鳩侮れんと思いましたです。

翌日は旅立っていった本の分、空いた本棚を掃除して整理し、箱にとどまった本たちを納めました。まだここにいたいのね、よしよし。
ちなみに今回、最もたくさんの手に取られながらも結局旅立たなかった本は「思考都市 坂口恭平Drawings 1999−2012」でした。また1年わたしが楽しみます。
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by kuukazoo | 2015-05-06 12:19 | ときどきの本。

多謝多謝☆一箱古本市@不忍ブックストリート

4月27日の一箱古本市@不忍ブックストリート、「まだら箪笥」で初出店しましたが、たくさんの方々にお立ち寄り&お買い上げいただいた上、本をきっかけにいろいろなお話をすることができ、おかげさまで楽しい1日でした。これまでは客で来ていたのですが、売る側に回ってみて、また違う面白さを数々発見でき、他では得難い体験をさせていただきました。ありがとうございました。
わたしの関心のあり方のまだら加減がよく表れた、自宅の本棚の縮小版といった感じの箱で、「どっかで見たような感じがすると思ったら、うちの本棚そっくりだわ!」という反応もいただき、うれしかったです。
値段は、基本的にお安く設定しましたが、「本当は売りたくない本」数冊は若干高めに設定しました。「本当は売りたくない本」って何だよ、って感じですが、まあいわゆる女の未練ってやつですよ厄介なんですよわかってください(笑)。しかし、開店して一番最初に売れたのは、その「本当は売りたくない本」の最たるものでしたので、さすがに内心衝撃を禁じ得ませんでしたが、今回の自分の一番のお気に入り本を真っ先にお買い上げいただけたというのは、もしかすると素晴らしいことなのかもしれません。

今回「まだら箪笥」から旅立っていった本たちのリスト。

『ねにもつタイプ』『気になる部分』岸本佐知子
『高山ふとんシネマ』『帰ってからお腹がすいてもいいようにと思ったのだ』高山なおみ
『夜は短し歩けよ乙女』『走れメロス 他4篇』森見登美彦
『がむしゃら1500キロ』『俺様の宝石さ』浮谷東次郎
『f植物園の巣穴』梨木香歩『プラネタリウムのふたご』いしいしんじ『孤独の発明』ポール・オースター『ハイネックの女』小松左京
『もの食う本』木村衣有子『やわらかなレタス』江國沙織『ことばの食卓』武田百合子『今日もごちそうさまでした』角田光代『食物漫遊記』種村季弘『まんがキッチン』福田里香
『プロレタリア文学はものすごい』荒俣宏『短歌という爆弾』穂村弘『採れなかった歌』来嶋靖生
『正しい鉄道デザイン』水戸岡鋭治『鉄道地図は謎だらけ』所澤秀樹
『貧困旅行記』つげ義春『総員玉砕せよ!』水木しげる『ぼくんち』西原理恵子『なのはな』萩尾望都『ダリアの帯』大島弓子『地上はポケットの中の庭』田中相『いつもちこくのおとこのこ』ジョン・バーニンガム『20世紀絵画』宮下誠『80年代アニメ大全』
『整体入門』野口晴哉『骨盤教室』寺門琢己『身体意識を鍛える』高岡英夫
『右翼と左翼はどうちがう?』雨宮処凛『死にたい老人』木谷恭介『放送禁止歌』森達也『東京大学のアルバート・アイラー』菊地成孔・大谷能生
『なつかしい芸人たち』色川武大『やややのはなし』吉行淳之介
『フィンランド語は猫の言葉』稲垣美晴

「まだら箪笥」はこんな箱でしたよ。
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昼過ぎに大学生女子さんが交代に来てくれたので、駆け足で近辺の他の箱さんのみ巡りました。戦利品。
『宇宙船とカヌー』とのうれしい再会。『人はなぜ道に迷うか』は、値引きクイズで正解して割引してもらいました。
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ビレッジプレスさんのポストカード。ポスクロに活用します。
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by kuukazoo | 2014-04-29 13:38 | ときどきの本。

たまにはお知らせ。

すっかりポスクロ報告と化しているこのブログですが、たまにはお知らせをば。
っても、踊りのお知らせじゃなくて、物販のお知らせです。
GW恒例、谷根千エリアを中心としたブックイベント「不忍ブックストリート」の「一箱古本市」に出店いたします。
プロアマ問わず、段ボール箱一箱程度の古本を持ち寄り、何か所かのお店の軒先をお借りして、販売する、というものです。
客としては一昨年あたりから行っており、このブログでも書いたりしてますが、今回初めて売る方に回ります。
4月27日、明日。11時から16時までです。
わたしは、旧安田楠雄邸のお庭の一角を間借りさせていただき、
本は売りますが、踊りません(笑)。
ちなみに、「まだら箪笥」という屋号です。
その名の通り、まだらな品揃えでお待ちしております。
ほかにもたくさんのお店がありますので、谷根千お散歩がてらお立ち寄り下さいませ。
詳細はこちら
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by kuukazoo | 2014-04-26 15:54 | ときどきの本。

一箱古本市でした。

お天気の良かった4/27の土曜日は、不忍ブックストリート一箱古本市で谷根千界隈をぐーるぐる。
一箱古本市とは、地域のいろいろなお店の軒先をお借りし、それぞれの「大家さん」の前で、「店主さん」が段ボール箱ひとつ分の古本を販売するというもの。「店主さん」は全く初めての素人さんもいれば実際に古書店をやってる方もいて、売ってる本も様々。スタンプラリーとかもやっててコンプリートするとオリジナルステッカーがもらえる。
土曜日の午前中稽古の後、ついつい回ってしまう性。
この日は、気になる本はあったけど買うには至らず(ごめんなさい)、鳥の古切手(6枚1セット50円を3セット)と、「店主さん」ではなく「大家さん」の古本屋で100円だった横溝正史『夜歩く』を購入したのみ。しかし並べてみると何という取り合わせ・・・

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そしてスタンプラリーの成果。

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by kuukazoo | 2013-04-30 01:29 | ときどきの本。

『荒野へ』→『宇宙船とカヌー』

こないだ、引っ越しの際に迷った末処分できなかった本を読んでいると書いたけど、今更ながら処分してしまった本が読みたくなってしまうこともある。そして、その本を新しく求めたいと思ったところですでに版元切れだったりすることはよくある話である。
『荒野へ』ジョン・クラカワー(集英社文庫)(ぢつはこの本が10年くらい前に単行本で出た時に気になっていて買う本リストにメモったにもかかわらずそのメモ自体忘れていたんだけど、文庫化されてからもすでに1年ちょっと経っていたようで、これを原作にした映画が話題になったということで本屋の平台に並ぶこともなければきっと忘れ去っていた)を読んで、ずいぶん昔に読んだ『宇宙船とカヌー』という本が読みたくなった。まだダンボールに入ってたはず〜と思って探したら見つからず、もしかして処分したか!?とでかい本屋をあちこち巡ってみたけれど、すでに版元切れ。あぁ〜だからうかつに処分できないんだよな本って。すべてがそうとは限らないけれど、一期一会の本だってある。でもそれは時間が経たないとわからない。

何だかどんどん過去に向かって掘り返している気がする今日この頃。
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by kuukazoo | 2008-07-13 12:16 | ときどきの本。

過去からの。

舞台が終わったのでいろいろ本を読んだりしている。リハがたてこんでいる間は踊りのことばかり考えている(というか考えていたい)のでとても本を読む気分にはなれない。
今は、去年引っ越しの時に迷った末処分できなかった本を主に読んでいる。もちろん、もう一度読んでみてつまらなかったら処分するつもりで読むのだけど、大抵そうはならずに「すみません、わたくしが愚かでした、今後とも末長くおつき合いさせて下さい」となるパターンが多い。
最初にその本を買って読んだ自分よりは、多少いろんなことがわかるようになったんだろう。
あと、不思議に「つくること」に関して書かれていたりして、自分のやり方と共通している部分や自分には欠けている意識や感覚など、いろいろ見直して考える機会になってよかった。
過去の自分(10年以上前くらいか?)というのは今の自分からするともう救いようのないくらいにバカで甘ちゃんで世間知らずで自意識過剰で、タイムマシンがあったら「あんたが今こんなんだからあたしがすっごい苦労してんのよっ今すぐ生き方を改めなさい!」と怒鳴りにいきたいくらいのダメ人間なんだが(今のわたしも10年後くらいのわたしにそう思われているに違いない)、それでもこんなギフトを残してくれてたのかと思うと、ちょっとだけ見直す気分になる。
まぁ、かなり無駄なことばかりやってきてるけど、全然が全部無駄ってことはない。いつか芽を出す種もあるだろう。わたしも少しは未来の自分に見直してもらえるようがんばることとしようか。
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by kuukazoo | 2008-07-05 11:16 | ときどきの本。

啓蟄。

今、『生きものの世界への疑問』(著:日高敏隆・朝日文庫 1991)という本を読んでいる。ローレンツの『ソロモンの指環』を訳した人でもある。その昔書店勤めをしていた頃、理工書の担当を任されたことがあって、その方面の知識が皆無だったため、慌てて担当ジャンルの本を読みまくった(ちなみにその時一番売れていたのは竹内久美子『そんなバカな!』だった)。それまで自分は文系だからって決めつけてこの分野を遠ざけていたけれど、なんでそんなことをしてたんだろうって思うくらい楽しい読書体験だったし、おかげでずいぶんものの見方も広がったと思う。
日高さんは昆虫が専門である。日頃虫を相手にしている人って、いったいどういう世界の切り取り方をしてるんだろう。わたしの見ている世界とはずいぶん違う。正直言って虫はあまり得意じゃないのだが、虫には虫の世界があるって思うのはなんだか楽しい。人間ばかりじゃちょっと疲れる。
そういえば啓蟄。 今日は寒かったけど、虫たちはどうしているだろう。
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by kuukazoo | 2008-03-05 23:54 | ときどきの本。

二十年ちょい前。

久しぶりに村上春樹を読んだ。『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』新潮社・1985年初版。六百頁超と厚く重い本を通勤電車で立って読むのはなかなか難しい。そもそも持ち歩きには適していないと思うけど、そういうことを考えない性格だった、そういえば。
最初に読んでからもう20年ちょい経っている。その頃はあまり感じることが少なく、短篇の方が面白いなぁとか思っていたけど、さすがにわたしも年を重ねたせいか、少しはいろんなことがわかるようになっていた。しかし、彼の長篇を読んでいると、中盤から後半あたり登場人物(特に主人公)への感情移入が薄れてきて、もう勝手にすれば~?とか、だから何?みたいな、彼らが何をしようと別にどうでもいい感じになってしまう。その代わり、その作品に顕れている世界の構造や、その感触が心に重く残る感じがする。
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by kuukazoo | 2008-02-20 13:00 | ときどきの本。

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち あるいは岩崎一恵のダンスって何?な今日この頃。写真:松本和幸
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2008年4月12・13日東中野RAFTにて
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