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日日のきれはし。

筑波山に登る。



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なんと前回投稿から4か月もあいてしまった。仕事がくそ忙しかったのと、訳あって心が揺れていたせいで音楽ばかり聴いていたからだ。おかげでNew Orderにどっぷりはまって、今まで知らずにいたことをたくさん知り、歌詞についてもいろいろ認識が改まった。バーニーがマジに音痴だということも。

基本的にGWは、各自自由行動ということになっている。今年も夫くんは自分の作品制作、大学3年女子さんは陸上大会で京都に遠征なので、わたしは通常の稽古に出るほか、WSに参加したり谷根千の一箱古本市に行ったりとひとり気ままにふらふら過ごしていたのだが、どうした風の吹き回しか夫くんが突然、
「1日くらい、二人でどっか行こう」
などと提案してきた。
しかし、いきなりそう言われても困る。ひとりで楽しめる場所と誰かと楽しむ場所ってのは違うんである。夫くんがオフの時はだいたい美術展巡りに付き合うのだが、この時期目ぼしい展示は観てしまったというので、「自然の中に行きたいです」とだけ言っておいた。

というわけで筑波山に行こう、ということになった。
大学時代、行った記憶はあるけど登った記憶はない。
というか、当時は、筑波山に行く=山に登る、という認識すらなかったに違いない。
そんなものだから、全く舐めていたわけである。
1000mないし、高尾山に毛が生えた程度の山であろう、というわけで、南流山からTXに乗って終点のつくばで降り、筑波山へのシャトルバスで筑波山神社まで行き、そこから女体山頂を目指す白雲橋コースを登った。途中まではそんなにきつくは感じなかったが、山頂近くなると急な岩登りの道もあり、予想外な体の使い方を強いられた。一応トレッキングシューズだけは履いてきたことについては、自分を誉めたいと思った。
しかし、日頃体幹やハムストリング強化を優先して、大腿四頭筋を鍛えないダンサーなものだから、内側広筋に痙攣がきてしまい、たいそうプライドが傷ついたのであった。自転車で遠出したりする時もよく同じようなことになる。水分を取ると治まるので、筋力だけではなくて水分やミネラル補給のタイミングが上手くいってないのかとも思う。登っている間は前のめりに集中してしまってそういうことがお留守になりがちなので、余計気をつけないといけないんだろう。
登り出したのが昼過ぎと遅い時間だったので、山頂についたのは16時近く。登っただけで達成してしまった感があり、つくば駅への終バスが17時なので、ケーブルカーで下山。
大腿四頭筋を鍛えていつかリベンジを。

山頂近くにはこんな岩も。
筑波山がこんな場所だなんて、学生の頃は全然知らなかった。もったいないことをしたかも。
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# by kuukazoo | 2016-05-05 15:54 | 日日。

鎌倉、山を歩く。

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突発的にどうしても山の中を歩きたくなり、北鎌倉駅から建長寺に行き、そこから天園ハイキングコースというところを歩いた。山歩きをするのになぜわざわざそんなところまで行ったのかというと、ほとんど山初心者が何の下調べも準備もしてないけど歩き通せそうな感じのところだったからだ。一応荷物はリュックにして、靴はニューバランスのスニーカーをはいた。建長寺に着いたのが、14時30分頃。それからコースに入って、やや早めなペースでひたすら歩き瑞泉寺に降りたのが15時30分過ぎ。3kmちょっとのコースで2時間かかると書いてあったけどダンサーの脚力で1時間程度で踏破した。しかしそれなりな山道で、はき古しのスニーカーでは慎重にいかねばならないところもあったし、途中暑くてウールのショートコートを脱いでしまったけどリュックに入らないので手に持っていくしかなかったのだが、片手がふさがってるのは山道ではやはり危険をかんじた。たいしたコースではなかったかもしれないが、安全を考えると最低限の装備を考えた方がよいかもしれないと思った。
でも、楽しかった。余計なこと考えて歩いてたら怪我するので(最悪転落する)、頭も体も全部総動員させてひたすら歩くことに集中していたけど、煩悩が抜けてクリアになる感覚が気持ちよかった。瞑想してる感じに近い。あるいはマインドフルネス。これを極めると修験道になるのかな。これは独りで行く時しか得られない感覚だと思うので、ああまた孤独な楽しみを見つけてしまった...。
それにしてもリュックの使い勝手の悪さは何とかならんのか。いろいろ出しにくいことこの上ない。

ついでに、瑞泉寺から鎌倉駅まで歩いてしまった。意外と歩けるものである。しかしついてこれる人はわたしの周りにはそういないと思うので、やはり孤独(笑)。



# by kuukazoo | 2015-12-20 19:25 | 日日。

老化への。

寒。11月も終わりに近づき、今年も残すところあとひと月余り。色々あったけど過ぎてみればあっという間でございます。こうして加速度的に年をとっていくのでしょうな。怖い怖い。特に最近は体の衰えというか疲労からの回復が遅いのを強く感じます。腰周りの痛みやこわばりがいつまでも抜けない。なのでルーテインの稽古も辛い。こうしてだんだん足が遠のき、筋力や柔軟性が失われていくのだなと思う。ダンスへの切実さも正直昔ほどではない。細々とでも何とか踏みとどまること。からだへの関心を持ち続けること。



# by kuukazoo | 2015-11-27 20:15

さよならガラケー。

長年使っていたガラケーのバッテリーがとうとうちょっとメールを送信しただけでも逝ってしまうようになったので、先日スマホに切り替えた。家族はとっくにiPhoneユーザーなのだが、わたしはカシペン携帯をしつこく使ってたんである。しかし悲しいことにもうカシペン携帯はもう製造されなくなった。過去の遺物。

とりあえず安さ重視だったのでiPhoneには固執せず、機種は限られるけど料金の安いプランにした。なので機種はAQUOS。今のところ不都合は感じてない。

そうは言っても、このテキストもフリック入力で書いているが、やりにくいことこの上ない。そのうち慣れると思うが。



# by kuukazoo | 2015-11-15 22:12 | 日日。

軒先ブックマーケット「本まっち柏」。

まだら箪笥、日曜は松戸のお隣柏市柏3丁目で開催の軒先ブックマーケット「本まっち柏」に初出店してきました。一箱古本屋活動もこれで3回目となりました。不忍とは全く違い、より地域密着、ファミリー、子ども多め(売り手も買い手も)、などなど、も少しマーケティングを考えるべきだったかもとは思いましたが、ぢみな箱にも目を止めてお買い上げいただき、感謝感謝です。

今回旅立った本たち:
ウイスキー粋人列伝/隠居の日向ぼっこ(杉浦日向子)/ 世界のおやつ/
手づくりする手紙(木下綾乃)/ナリコの読書クラブ(近代ナリコ)/
スクラップ帖のつくりかた(杉浦さやか)/世界のインスタント食品(森枝卓士)/
散歩もの(久住昌之、谷口ジロー)/野蛮な読書(平松洋子)/原稿零枚日記(小川洋子)/
狂人日記(色川武大)/リトル・プレスの楽しみ、のつづき/くいしんぼう(高橋みどり)/
小説家のメニュー(開高健)/ノラや(内田百閒)/思考都市 坂口恭平drawing

そして、たまたま一緒の軒先に出していた店主さんの1人と共通の知人がいたり、
たまたま去年千駄木のギャラリーでもらってきてなんとなく部屋に飾っていたDMポストカードと同じ絵を置いている出店者さんがいて、どうして!?と思ったらなんと絵の作者ご本人だった、
という思いがけないサプライズもあり、恐るべし本まっち柏。
そういえばワッフルのお店もあったのだった。クラフトビールのお店も。
また遊びに行かねば。
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# by kuukazoo | 2015-10-20 18:33 | ときどきの本。

猫よけのペットボトルの輪郭でたたずむ水に映るいちにち 写真:松本和幸
by kuukazoo
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直ダンス!『春の燈』
2008年4月12・13日東中野RAFTにて
セラピストががんになったーカラダ・ココロ・タマシイを巡る旅ー
病というギフトを得たダンスセラピストの体験記録

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